うちのこまとめ
創作組まとめのページ、紹介は女性のみ。
エロに使うのはどんとこい、リョナ方向に使うのはなるたけ勘弁して 泣いちゃうから。
でも見てないところでやる分にはまったく関知しないよ。
原案が10年以上前なので厨二成分多めだよ。
ボールペンから複雑化した人間関係まで、直せるものならなんでも直す
家族(+下宿人)経営の小さなお店
「写真ね……撮るならちゃんとキレイに撮ってよ、ほら……」
下宿人その1。身長150cmほどの16歳(登場時)。
中学卒業したての身で生家を飛び出し、国も飛び出し、海まで越えて異国の街までやってきた強い子。同義語には家出少女という言葉が適切である。
凛としつつ勝ち気な面も見える性格で、言いたいことはハッキリ言うタイプの人間。必要とあれば武力も持ち出す。
そのため普段の姿は少し男らしいが(特に華やかな)公の場では言葉遣いから立ち振る舞いまで、まるで良いとこのお嬢様の如き姿を見せる。
現在は修理屋で下宿(兼アルバイト)しつつ高校に通っている。陸上競技部の助っ人としても活躍しており、「体力オバケ」と渾名される。
修理屋にいるもう1人の下宿人・シグと普段から行動を共にしている。ケンカをする仲でもある。(後に良い仲へ。)
父親にのみ知られているが謎の個人投資家という顔も持つ。それなりの実入りがあり「ひと月あたりの利益で1年分の学費が賄える」とは本人談。
修理屋での担当は主に精密機械など細かな部品を使っているもの。恋愛への興味は年相応。
カリンの家出は、能力の有無が検査で判明した際に父親がとても残念がるような一言を発したことに端を発している。
元々仲はそれほど悪いわけでもなく立派な父として密かに尊敬していたが、その一言で自分が失望されたとカリンは感じ取ってしまった。
後は逃げるようにして生家を飛び出し、能力者を積極的に受け入れている今の国まで流れてきた。
家を出てからは、父親や実家のことなど思い出したくもないほどに嫌悪するまでになった。
今の国で暮らし始めて1年ほど経ってから、自分のことを探しに来た父親と再会。
かつての経緯から手を付けられないほど反発し、下宿先からも一時いなくなるほどの騒ぎを起こす。
しかし、カリンの父が此処まで来た本当の理由と、かつて発した一言の真意を聞いた修理屋の面々の協力で捜索が行われ、無事発見される。
最終的に、全ての事情を聞いたカリンと父親が互いの勘違いを詫び和解したことで騒動は解決した。
騒動後、父親への尊敬は元に戻り、たまに電話で連絡を取る程度には関係が回復しているようである。
ついでに投資に関する情報交換も行ってるのは内緒。
レーヴェニヒ家は代々経済的強者を生み出している名家であり、カリンの父・現当主は国の経済政策にブレーンとして参加している。
国に呼ばれる前は、国際市場の手綱を1人で握れる程のとんでもない人物であった。ただし、全て正道の手腕である。
「正道を以て全てを率いよ」という家訓は、現当主にも、その娘のカリンにもしっかりと受け継がれており、両人とも曲がったことは嫌い。
かつてカリンに対して発した一言も、決してカリンへの失望を表した言葉ではなく
いずれ能力者というだけで娘を攻撃する輩が出てくることを予測し、それによって残念とも怒りとも取れる感情がポツリと出てしまったのが真実であった。
また娘の家出についても「娘自身が言葉と行動で意思を示せば何も構わない(要約)」という立場を取っており、言わないだけで根は娘思いの良い父親。
言わないせいであんな騒動にまで発展したとか親子揃ってはた迷惑な存在である。
能力は「治癒」
概要は「自分が触れている対象の負傷箇所を負傷する前の状態に戻るまで回復させる」
要するにヒーラーである。でも戦うとなったら体術持ち出すので実際は殴り魔。
どちらかと言えば、大の男程度なら難なく打ち倒し組み伏せられるので回復はオマケとも。
開花状態の能力は「時間操作」
概要は「自分が触れたと認識している対象の時間軸を任意の状態にまで移動しそこで固定する」
これはつまり、相手の時間を好きなところまで戻したり進めたり出来ることになる。
傷を負った者なら負傷する前まで、憎い相手なら灰になるまで。
開花の際に与えられた通称は「時計職人」
「はいっ!ピースピース!」 「撮ったら見せてねー」
家族その1&その2。身長130cmほどの9歳(登場時)。
修理屋主人アイザックとその妻フィーネの間に生まれた猫の亜人種の双子。見た目は瓜二つで、オレンジがかった目をしたメル、黄色がかった目のエルと見分ける。
子供らしく元気溌剌として好奇心旺盛なやんちゃっ娘たち。其処彼処に走り回ってたまにイタズラもするので子守する側は苦労が絶えない。
父母がいれば自制できるが、カリンら下宿人しかいないと行動に拍車がかかる。見えても特に気にしない。
修理屋兼自宅のビルに暮らしながら小学校に通っている。毎日仲のいい友達たちと遊んでおり、たまに修理屋まで連れてくる。
下宿人のカリンは良い遊び相手であり、他人だが姉のように慕っている。恋愛への興味はまだ無い。
能力は「探知」
概要は「一定範囲内にいる生命体の位置を正確に捉えて認識する」
人間レーダーとして活躍してる。なお2人とも同じ能力を持つ。
もう1つの能力は「分化」
概要は「自らを複数の生命体として分離した状態へ移行する、または、単一の生命として再融合する」
この能力は彼女らが母親の胎内でまだ1人の赤ん坊だった頃に発生したもの。
これによって彼女らは双子として生まれることになり、後に1人にも為れるようになった。
「この姿でも撮るのー?はい、どーぞ!」
身長145cmほど(メル・エルが10歳時)。
メルとエルが能力で1人になった時の姿。見た目は元の姿より3,4歳ほど成長しているが、中身は2人の性格そのままなのでデカい子供である。
メルとエルの服は小さくて着れないので、この姿になる時はカリンの服を借りている。胸が多少キツいことを除けばゆったりサイズらしい。
最近は周りの協力によって専用の服が買い揃えられてきたので、この姿でオシャレの練習をするようになった
成長した状態だと出来るイタズラの範囲が広がるので本人はとても楽しんでる。
能力は「空間認識」
概要は「一定範囲内にある物体の位置と速度を正確に捉えて認識する」
ちょっと成長した姿になるためか能力は最初から開花状態になる。
身体能力さえどーにかなれば飛んでくる銃弾を正確に捉えて適切に避けることも可能となった。
開花状態と判断された際に与えられた通称は「物見」
「写真?いいわよ」
家族その3。身長160cmほどの30歳(登場時)。
修理屋主人アイザックの妻で猫の純粋亜人種。線目ではなく閉じてるだけで、瞳は黄色だという。
微かに笑っているところ以外を見たことが無いほど笑顔の絶えない人物で、何事も冷静でおだやかに対応する肝の据わったタイプ。
やたらと動き回る実子の取り押さえから下宿人への釘刺しまで、出来る人妻。でも一番割喰らってるのは旦那。
元は別大陸の部族の生まれで、16の時に今の国へやってきた。旦那とは19で結婚し、21でメルとエルを産んでいる。
現在は修理屋兼自宅のビルに暮らしながら専業主婦をしている。修理屋の副店主もしており、担当は絵画など芸術品・骨董品の修復。依頼は滅多にない。
旦那に苗字が無かったため、自分もブランク(空欄)という苗字にして共に生きることにした程度には一途。なお上に乗るタイプ。
旦那から「フィー」という愛称で呼ばれている。交際するようになった頃からの名残で、当時は毎回顔を赤くして反応していた。
今は馴れたがそれでも内心穏やかではない、呼ばれるたびにちょっと高揚する。
能力は「超能力」実を言えば国の定める能力分類法では分類できない
概要は「テレパシー、予知、念力、瞬間移動など人類種の超能力として知られる超自然的な力を意識的に扱える」
幼少時代からシャーマンとして働いている経験は伊達ではなかった。
超能力として分類されているものなら当たり前のように使うことができる。
特にテレパシーなど精神に関わるものは得意とのこと。
継承した能力は「魔法」
概要は「火・水・土・空気の四大元素を操作できる」
出来る限り秘匿せよと命を受けているので使う機会は輪をかけて無い。
少なくとも1国を相手取れる程度の火力。国が軍事力を持たない理由その1、あと2人いる。カーチャンコワイ。
実はまだ能力を身に着けている。欲張りセットとは正にこの事。
能力は「時間操作」
概要は「目を開いている間、自分以外の時間を停止させる」
目を閉じたままにしてる理由である。開けるともれなくタイムストップ。
時間を止めてる間は瞬きすら出来ないが、それでも余りある性能を誇る。
自称「機械仕掛けの神」、秘密にしているため正式な通称が無く自称にしている。
「んー……?」
家族その4。身長130cmほど。
修理屋主人の妹。兄と同じく黒い髪に赤い眼をしている。
大人しい性格で口数は少ない。たいてい誰かの傍に寄って行動している。
誰かが落ち込んでいれば慰めに行く優しさと、誰かが危ない目に遭いそうなら助けに行く勇敢さを持ち合わせる。それは子供ゆえなのかもしれない。
同じ家に住んでいるメルとエルとは仲良く遊びつつよく振り回されるが、本人は少し楽しそうにしている。たまに釘も刺す。
カリンやその相棒、または自分の兄の膝へ積極的に乗りに来ようとする。兄の膝に乗ってる時が一番嬉しそうである。
現在はメル・エルと同じ年齢にしてもらっている。恋愛への興味はまだ無いが、無意識で慕っている対象はいる。
アルムは20年以上前に一度死んでいるが、カリンと相棒が共にやらかしたことが原因で体も魂も現代に戻ってきている。
蘇生時(=死亡時)の年齢はメル・エルらより下だったが、本人が「2人と同じ年から生き直したい(要約)」と希望したので、
カリンが責任を持って肉体の時間を操作した。とんでもない年の差兄妹の誕生である。
能力は「変化」
概要は「繭を経て蝶へ変わる」
ある程度の量の物質を取り込んだ後、自分を包む繭を形成、最後に繭から蝶の羽を生やして出てくるという、割と派手な能力。
生やした羽により飛行することも出来る。事前に取り込んだ物質により羽の色や大きさが変化する。
開花状態の能力は「物質変化」
概要は「自分を包む繭の形成中に取り込んだ物質をまったく別の物質へ変換する」
取り込まれた物質はアルムが意識的に選択した物質へと片っ端から変換される。
上手く使えば生きる錬金装置としてあらゆる物質を供給することもできる。
ただしアルムはそこまで考えてないので基本テキトーである。
開花状態と分かった時に付けられた通称は「鳳(アゲハ)」
「なんだ?写真?ポーズ?よくわかんないけど、ほい、これでいいか?」
身長150cmほど。
下宿人のシグが能力で呼び出してる犬(狼)、の娘。よく飼い主を噛む反抗的な奴。雌だが行動や言動は男っぽい。それでも女の子らしく、恋心や羞恥心はあるようだ。
狼として生まれたことに誇りに思っており、父は親としてよりも自分より遥かに強大で立派な同族として見ている。
父を傍に控えさせ、頼れる相棒として接し、果ては呼び捨てにまでしてる下宿人のシグには、少々嫉妬染みた感情すら抱く。認めてはいる。
普通なら元(やや巨大な狼)の姿になるところを、興味半分で狼の亜人種のような姿になって暮らしている。寝る時は元の姿に戻る。
元々はシグの故郷で作られた神話に出てくる存在で、ある巨大な狼がヒトに産ませた二匹の狼の片方であり、伝承では月の神を絶えず追いかけているという。そのまんま北欧神話。
分類法に基づく力は身に付けていない。
だが神話の存在であることには変わらないようで、身体能力は軽々とヒトを上回る。
狼の姿に戻った時にはとんでもない脚力で瞬間移動染みた移動力を見せる。物理法則無視してんじゃねーか、とは飼い主(シグ)の談。
修理屋のすぐ隣のビルで経営されている、電子機器専門のお悩み相談所。
毎月の電気代がとんでもない桁に達している。
「写真かぁ……今日オフなんだけどなぁ……ま、いいか♪」
電脳屋店主代理。身長165cmほどの16歳(登場時)。
新学期が始まって暫く経った頃にカリンたちが通う高校へ入ってきた子。身長がなかなかに高く、持つものも持ってる恵まれっ子。
普段から明るくて優しい人物で愛想いい性格だが、金勘定が徹底している。ただし必要以上には取り立てることも払うこともない。
カリンとその友人ら(エリーとヒナ、あとシグ)とは公私共に仲が良く、親友と言えるような一歩踏み込んだ接し方をしている。
2年ほど前からネット上でアイドルとして活動している。アイドルとして活動する際に能力で多少姿を変えている。修理屋の面子にはバレた。
事務所に所属しないフリーのアイドルだが、製作した楽曲がかなりのヒットを飛ばしている。製作は全て1人で行っていたが、最近はレイラが手伝っている。
長らくネットだけで活動していたが、学際でライブに出演して以降リアルでも活動している。自分がアイドルということは依然として秘密にしてる。
母親の影響で電子機器の扱いや情報処理技術に精通しており、大型車用の自動運転システムや電子データをヒトの脳で処理するための電脳設備まで製造している。
現在は高校に通いつつ電脳屋の店主代理としてアルバイトしている。たまに顔を出す店主を蹴っ飛ばすことが楽しみ。
カリンらからの愛称はシャル。恋愛への興味は人一倍強く、身近なところにちょうどいい男がいるので狙っている。
能力は「変身」
概要は「自身を望む姿へ変貌させる」
アイドル活動する上で欠かせない力。でも変えるのは髪の色ぐらい。なぜバレない。
少し工夫すれば体内に手を加えることも出来、人間音波兵器になれたりする。
開花状態の能力は「変化」
概要は「触れた対象の性質を変更する」
自分の髪に触れれば色を変え、お湯に触れれば水に出来たり、固い石を指で穴が空くぐらいに軟くする。
物質そのものの変化を伴わない状態の変化を行える。また体表に触れて体内を変化させることもできるので、以前と同じ使い方もできる。
開花して通称を得る前に「歌姫」と自称することで押し通した。命名の理由は「芸名だから」
「ちゃーんと綺麗に撮ってよね、料金は後で相談♪」
シャーロットがアイドルとして活動している時の姿。ディーヴァは他国の言葉で歌姫を表し、テレジオは母親の旧姓である。
髪の色をピンクに変えただけで他の見た目は変わっていない。ピンク髪にした理由は「アイドルっぽいから」
自作の楽曲がヒット曲になる程度には作曲センスと歌唱力を備えている。能力で補ってるわけではなく、全て自前。
ネット上でのみ活動していたので長らく実在しないアイドルと思われていたが、高校の学祭ライブにてサプライズ登場したことで存在すると認知された。
活動し出してから何度か芸能事務所から勧誘の声が来たが全て断っており、現在でもプロデュースからマネージメントまで1人でやっている。
市外で活動する時のために、コンテナそのものがライブ会場となる牽引式大型トラック(セミトレーラー)を所有している。(コンボイ司令官を思い出すと楽。)
自作の自動運転システムがあるので本人は車内で休んでいる。
基本ソロで活動しているが、たまに友人らを巻き込んでグループ活動したりする。
「写真ですか?いいですけど……その、恥ずかしいっていう感情って、こういうものなんですね」
電脳屋従業員 兼 備品。身長150cmほどだが、カリンよりは小さい。
店主のロイドが作り上げた、情報分析機能特化型人工知能。同・自律行動用有機ボディ。名前の綴りはLAILA。
初期は単なるAIとして作られたが、人間に関する情報を解析した結果を素に自己最適化が繰り返された結果、自我が芽生えた。
人間に抱く感情は「憧れ」であり、ヒトらしい行動と心の在り方を勉強中。有機ボディを得たのはその一環。
物腰が柔らかく、なかなかに健気な存在。勉強熱心で、知らないことへの興味はヒトよりも強い。
普段はデータの状態でネット上にある情報を蒐集しては分析に回しているが、情報を取ってくる場所が問題視されている。国はやべーよ。
最近はボディに入って行動することが楽しいようで、疑似器官を搭載してもらって食事をしてみたり、
カリンたちの学校へ体験入学してみたりと生命体としての生を謳歌している。
電脳屋の建物は元々レイラ用のサーバールームだったが、自己最適化により本体容量が二桁削減されたことでサーバーが必要なくなり、
その時居合わせていたシャーロットの思いつきにロイドが共感し、思い付いた本人に丸投げする形で電脳屋が開業された。
従業員としても友人としてもシャーロットを補佐するのが仕事だと思っている。あと隣人を助けるのも仕事。
恋愛感情についてはまだ勉強中。
電子生命体ゆえに電子機器には強い、というよりは権限から何まで支配して手足のように操れる。
ネットワークが繋がっていれば何処にでも手を伸ばせるようで、地上基地経由で軌道上の人工衛星にアクセスしたというログがあったほど。
最終目標は「人間になって子孫を残すこと」
電脳屋店主ロイドが別で経営している会社。主な商材は「金属製品」
本拠地は海中。
「写真撮るの?ロイドの許可は?取った?そう……ならよし!さぁ!好きなだけ撮りなさい!」
ロイド商会本部従業員 兼 備品 兼 社長婦人。身長160cmほど。
社長のロイドが作り上げた、ハードウェア・ソフトウェア管制機能特化型人工知能。同・自律行動用有機ボディ。名前の綴りはAILEEN。
レイラと同じく単なるAIとして出発したが、いつの間にか自我が芽生えていた。自我を持った時期はレイラよりもかなり早く、其処から姉として振舞っている。
素の情報分析能力はレイラより劣るが、全機能を制限する代わりに入力された情報をあらゆる角度から高精度で分析できる「学習モード」という機能を持つ。
この学習モード時に、ロイドが面白半分で人間の愛について説いた結果、直後の自己最適化で意識と呼べるものが生まれたと本人は語る。
人間に抱く感情は「親愛」であり、自らを作った存在(ロイド)に限りない愛を注ぐことを信条としている。有機ボディを得た直後、お互いにプロポーズした。
快活という言葉がそのまま形になったような性格で、相手を気に入ったらよく体をバシバシと叩いてくる。妹たちとはまったく違うタイプ。
名実ともにロイドの妻であるはずだが、普段の恰好と行動はどう見てもメイド。これは「メイドは主人を愛する者」という情報を拾ってきて鵜呑みにしているため。
電子生命体の本分として、商会のデータ作業を1人で担当している。爆速で終わらせ、余った時間をメイドの仕事や旦那とのイチャつきに割いている。(爆ぜろ。)
ただのAIとして運用されていた頃から変わらず、商会の本拠地である潜水艦隊を1人で動かしている。
艦隊構成は、エイの様に平べったい形状の火力運用潜水艦「レイ級」が1隻、商材の製造工場と修理工場が入った箱型の工作潜水艦「ヴァールハイ級」が2隻、
コバンザメの如くレイ級の下部に引っ付いている葉巻型の「レモラ級」が1隻で、全4隻である。アイリーンの乗艦はレイ級で、ロイドはレモラ級。
有事の際はレイ級以外を自動航行させ、レイ級のみで艦隊と旦那の護衛に回る。ヴァールハイ級は、緊急時に旦那の盾となるよう設定されている。
もう1隻ほど艦隊所属の潜水艦はあるが、運用に難があるので海底で眠らせてる。
「写真撮影……なら、この表情が最適と、推定」
ロイド商会ケルプ島支部の備品。身長130cmほどで、修理屋の子供組よりは大きい。
アイリーン、レイラに続く、ロイド製作のシミュレーション機能特化型人工知能。同・自律行動用有機ボディ。名前の綴りはDAISY。(三人とも名前にAIの字列が入っている)
AIとしての製作時期は姉たちと同時期で、ハチャメチャな過程を経たが自我を見出した姉たちとは違い、デイジーだけは自我が芽生えなかった。
心配したロイドにより本部からケルプ島支部のクレイグへ預けられる、預けた理由は「機械ですら自分の子供扱いしてるからもしかしたらと期待して」
ロイドの期待通り、預けた直後からクレイグはデイジーのことを(まだ有機ボディも無かったのに)我が子扱いして暮らす。
元々子供がおらず島に1人で住んでいて寂しがっていたクレイグから、親子の関係について教えてもらった。
また暮らし始めてから何度か「クレイグが寂しがらないようにするにはどうすればいいか」という曖昧な設定でシミュレーションを行っている。
最終的に「自分が子供になればいい」という結果が出たようで、この結果から自己最適化で自我を形成し、少し人間に近付いた。
レイラやアイリーンの場合とは違い、デイジーは 自我が生まれるように自らの最適化を行った のでかなりの力業だったと言える。
人間に抱く感情は「思慕」であり、クレイグを親として慕い彼に寂しい思いをさせないよう行動している。いつの間にか製作者より大切な存在になった。
人間とほぼ同等の意識は備わったが、まだ喋りについてはAI時代の機械的な名残がある。普段の行動も自分では人間らしく振舞っているようだが、
結構機械みたいなものが滲み出ていたりするので、その度にクレイグや姉たちから指摘されては直している。
有機ボディを得てから、クレイグに対する呼び方を「お父さん」に変えた。一方で、ロイドは呼び捨てにされている。製作者とは。
特に何も無ければ、クレイグの傍に付き添いながら島内各所を散歩している。恋愛感情はそのうちレイラやアイリーンから教えてもらう予定。
シミュレーション機能に特化していることから火器管制と戦術・戦略予測に優れているが、戦闘行動とは無縁のため出番はほぼ無い。
王立高等学校。国内に他の高校は無い。
「え、写真?……マジで撮るの?」
身長170cmほどの16歳(登場時)。
カリンのクラスメイトであり、良き友人。周りに余所からやってきた人が多い中で、元々この国に住んでいる数少ない人物。
元気というよりやんちゃな性格で、男勝りな人物。口が若干悪く、ちょっとしたヤンキーの扱いを受けているが本人は特に気にも留めていない。
やりたいことはちゃんとやり、納得行かないことはキッチリ納得するまで対応する。この辺りの性格がカリンと似ていたので意気投合して友人になった。
暴力や外圧から友人らを守ろうとよく矢面に立つが、大事な存在を守ることに対して何らかの義務を感じている節がある。
バスケ部で活動しており、運動神経はかなりのもの。勉強は得意ではなく、ギリギリで中くらいの成績を保っている。
ロイという昔馴染みがいる。同じくこの国の生まれで家も近く、昔っから同じクラスになり続けた正真正銘の腐れ縁の仲。良い仲にはなっていない。
やや不良染みてはいるが他人のために行動することも多いので人望は厚く、同性・異性共に受けが良い。たまに告白されるがスルーしている。
普段の姿からは想像もされないが、恋愛への興味はかなりのもので、ひょんなところで結構初心な姿を見せる。本人はどうも教師の1人に片思いしてるらしい。ただし実らない。
それなりに整った見た目であるが、本人はそこまで自分を高く評価していない。男のような性格もあり、ちゃんとした女性として扱われることに馴れていない。
だが自分でも気付かないほどにアイドルのような可愛い存在になることを夢見ていたようで、可愛らしさを振りまく同性をちょっと羨ましく見てる。
それをシャーロットに嗅ぎ付けられ、半ば強引に学祭ライブへディーヴァの相方として出演させられる。終始恥ずかしがっていたが、本人は満更でもない様子だった。
その後、ディーヴァと一緒に活動している姿が散見されている、割とノリノリで。一緒に活動する都合上、シャーロットがディーヴァであることを知っている。
能力は「召喚」
概要は「大小様々な形状の盾を呼び出す」
どこからともなく盾を出したりしまったりできる力。特に暴力沙汰から誰かを守る時に使う。出せるのは同時に1つだけ。
普通ではありえないが、どうも祖父から代々遺伝している力のようで、父親にも同じ能力が発現しているらしい。曰く、呪い。
ガーディニアという家名は、祖父が能力にあやかって改名したものという話。爺ちゃん何してくれてんの……。
「写真ー?後でどう使ってるか見せてくれるなら別にいいよー」
身長130cmほどの16歳(登場時)。
カリンのクラスメイトであり、エリーを含めた3人でよく行動する仲。故郷はファッション文化などが有名な国で、高校入学前に移住してきた。半分ほど和国人の血が流れてる。
朗らかな性格で、場の和ませ役。身長が低いこともあって小動物のように扱われる。ただし小学生扱いされるのだけは勘弁してほしいとか。
案外と環境変化に聡い人物で日常における立ち回りも上手く、怪我や損をしない立ち位置を必ず確保できるよう動いている。友人たちはそのおかげで「だいたい」無事でいる。
その一方で、自分と親しい人が「面白そうなトラブル」に巻き込まれようとしているのを発見すると、逃げられないように周辺を固めてしまう鬼でもある。
ヒナが仕掛け人となり、カリンやエリーが被害者となる光景は大なり小なりよく見る愉快な日常である。友人グループにシャーロットが加わってから、仕掛け人が2人となった。
自分が弱い存在であることは十分に理解しているので、本当の面倒事からは逃げるようにしている。逃げられない時に守ってくれるエリーには、内心頭が上がらない。
生活科学部という名の料理クラブに所属しており、たまに家庭科室で何か作ってる。何事も勉強するのは好きな方で、成績も良い。運動は苦手。
恋愛への興味は人並みだが、自分の体型がちょっと気がかり。
能力は持っていない。
両親は共に能力がある。
民間レベルの各種意見を王庁に提出するために在る公的機関。委員は各業種から能力者・非能力者で各2名ずつの計4名が選出される。
縦より横の繋がりが強い。
「写真ね、手早くお願い、まだ仕事中なの」
身長165cmほどの41歳(登場時)。研究・開発の専門業から選出された委員で、非能力者の方。
機械工学と情報工学の権威であり、国の研究機関に勤めてる研究者。シャーロット(ディーヴァ)の母親。旦那が同じ研究機関の別部署にいる。
性格は娘と同じで明るく愛想もいいが、娘よりはクールな面が出ている。普段から笑顔を絶やさないが怒らせると怖い。たいてい、被害者は旦那。
ほとんどの時間を勤め先で過ごす程のワーカホリックで、睡眠や入浴のため一旦家に帰りはするが滞在時間は短い。シャーロットが独り立ちした遠因。
まったく新しい技術を生み出すより、既存の技術を組み合わせ発展させることで新たな領域を見出すことが得意であり
既存の科学技術のみで「冗談を交えつつ人間と会話できる人工知能」を組み上げている。
得意な旦那イジメは、指の間に鉛筆を挟んで強く握ること。
「写真の時、笑う……お母さん、言ってた……」
身長130cmほどの10歳(登場時)。
人見知りで内気な性格の女の子、話す時もたどたどしく喋る。人の後ろに隠れがち。
でも怖がっているわけではなく、物陰からじっと観察してみるのが好きなだけ。観察が終わればトコトコと出てくる。
カリンとシグがショッピングモールで買い物してる最中に、迷子になっているリューリを発見。
その後、いろいろとあったが無事母親の元へ送り届けた。(ここにだけ登場するモブの予定だった。)
そんな出来事があってからだいぶ経った後に、メルたちの友人だったことが判明。
お互いを見知ってからはよく修理屋まで遊びに来るようになる。店主のアイザックにだけは本気で怖がる素振りを見せる、毎回。
シグの故郷(スカジ王国)の隣にあるオウル共和国の生まれで、やたらと寒さに強い。恋愛への興味はまだ無い。
能力は持ってない。
元はオウルにて母親と叔母の3人で暮らしていたが、母親が異常な能力を覚醒させて以来、叔母に連れられてユアレスで避難生活を送っていた。
が、とある件で母親と再会した際、さらに能力を強大化させた母親によって一時洗脳状態にされると同時に、リューリ自身も能力を持ってしまう。
能力は「凍結」
概要は「周囲にある物質を凍結状態にして自身の支配下に置く」
どんな物質でも凍らせることが可能となり、支配下に置いた後は凍結してる限り自由に動かすことが出来る。
能力発動中はリューリの頭部周辺に氷の結晶が浮いている。
「写真! 撮って撮って!」
(編集中)
「ふーん、写真ね、こんな感じで良いでしょ?」
身長140cmほどの10歳(登場時)。
多少ませており、知識や経験の面で上から目線で会話することが多い。先人という認識を持たれたいだけで、性格が悪いわけではない。
人に悪戯したりからかったりするのが好きで、気に入ってる相手ほど頻度が多い。特に異性。されるのは馴れてない。
メルたちのクラスメイトではあるが接点が少なく、同じクラスメイトである優樹伝いの関係。いわゆる友達の友達。
ファッションの話題に興味を示し普段から雑誌も読んでいる。そのせいなのか、若干肌面積の多い恰好で学校に来る。
それでいて見せびらかすようなことはせず、やることと言えば特定個人への悪戯だけである。
子供らしいことに興味が無いかと思えば、毎週日曜朝に放送されている女児向けアニメを欠かさず見ているという一面がある。
小さい時から番組が変わってもずっと見ており、早い段階で心の中に「変身願望」というものが生まれた。
現在は自分の見た目を整え変えるという点でファッションへの興味を示しているが、望む方向には持っていけていないため不燃焼気味。
ただクラスメイトの優樹にちょっとした片思いをしているので、からかいコチラを見させることで自分の変化に気付いてもらおうとしている。
変身願望という夢を持っていたことで、アリスに目を付けられることになった。
とある事件解決後、修理屋の面子と仲良くなり積極的に絡むようになった。
「ふふん♪ ちゃんと可愛く撮ってよね、せっかくの機会なんだから」
身長140cmほどで年齢不明。
街に突然出現するようになった「モンスター」を退治するために同時期から活動し始めた少女。
見た目は数年前に放送終了した女児向けアニメ「魔法少女デルフィー」のメインキャラと酷似しているが、本人は「ジェニー」と名乗っている。
颯爽と現れては危機にさらされた人々を救助し、モンスターを退治すると何処かへと去っていく、元のアニメの通りの人物。
モンスターと戦う時は主に持っている杖から不思議なエネルギーを撃ち出すか、純粋な打撃による肉弾戦を行うという殴り魔のような存在。
正体は、アリスによって変身する力を持たされたジェナ。
変身願望という夢を叶えられる形でアリスが力を与えたが、改心後のアリスが悪戯心を持って行ったことなのでその効果は控えめ。
とは言え十分な現実改変を行えており、ジェナが一番好きなアニメのキャラを完璧に再現できてしまっている。
ジェナは「デルフィーになる力」だと思っていたが、実際は「デルフィーが居た世界を再現する力」であり
モンスターは全て彼女が力を使うことが原因で出現している。自覚無きマッチポンプ状態。
修理屋の面子が介入して事態が収拾して以降、表立って活動しなくなった。アリスの夢世界ではたまに姿を見ることがある。
「お写真撮るの? いいよー」
(編集中)
「写真ですね、ええ、既に聞き及んでおりますよ、外の知識は身に付けてありますから」
(編集中)
「写真……ですか?えーっと、こんな感じでいいでしょうか……?」
身長130cmほど。
代々刀鍛冶を営んできた藤原家の家宝である脇差「椿」に守護霊として宿っていた女の子。
とても内気な性格で人見知り、事あるごとに物陰へ隠れたがるタイプ。それでも言わなければいけないことはしっかりと言える子。
元々は刀の中で眠っていたが盗難騒ぎの際に覚醒、生前の姿をした霊となって出てきた。霊なので浮けるし、壁も通り抜ける。
生前の椿は今より数代前の家長の長女として生まれ、ある日突如として姿を消したと記録されている。
生前から幼くして家の蔵書を読み漁れる程度には聡明で、家長自慢の娘であった。
だが当時の家長が刀造りで悩んでいると知ると、解決策を探る中で人身供儀という方法を見つけてしまい
家長にも内緒で自らの身体を用いてこれを実行。結果としてその時打たれた脇差はあらゆる災禍から身を守る家宝になった。
家長は、脇差の完成に前後していなくなった娘のことを想い、これに椿という銘を刻んだ。
そのような経緯から、本人は霊として存在することになんら不満は無かったようだが
仔細を聞いたカリンとシグが(意図的に)やらかしたことでアルムのように生前の肉体と魂を持って現代に蘇生された。
いざこざと経て最終的に修理屋の面々で脇差ごと預かるところとなり、脇差はカリンが護身用に持つこととなった。
最初は不満げであったが、自分が知らないことだらけの世界で生きることに興味を覚えたことで、もう一度生きることに前向きとなる。
年齢については死亡時の10歳からまた始めることを本人が希望したので蘇生後そのままである。
修理屋で暮らしながら小学校に通っている。毎日が新しい発見の連続とは本人の言。
読むものを読んでいるので、案外ムッツリである。恋愛への興味はある。
能力は「絶対防御」
概要は「一定範囲内にいる脇差『椿』を持つ対象と自分をあらゆる外的作用から断絶する」
あらゆる災禍から持ち主を守る脇差の守護霊として発生した能力。
発動すれば核爆発程度の衝撃も難なく防ぐことができる。放射線に関する知識を椿が吸収していれば恐らくそれすらも防ぐ。
ただし守れるのは自分と持ち主だけ、その他の存在は守れない。
「写真? はっ! そんな物で魂を盗られるわしじゃないわ! どれ、幾らでも撮ってみよ!」
(編集中)
「写真? よく分かりませんが、考え事してても良いなら、どうぞ」
(編集中)
「あら、写真とは……ええ……ええ、良いでしょう。 叶うなら、1枚でも多く。 手土産が増えますから」
(編集中)
「写真って、なに?」
「わたしたちだけで良いの? たま様呼ばなくて良いの?」
(編集中)
「写真、ですか。 たしか、こういったポーズで撮るものと聞いておりますが……可笑しいでしょうか」
(編集中)
「写真か、撮るならさっさとやれ、他の奴らが魂取りだの何だのと騒ぐ前にな」
(編集中)
「写真? ……ああ、椿が言ってた外の物ね、良いわよ。 きっと、椿も撮ったんでしょ?」
(編集中)
「写真……フィーネ様が仰っていた、記録のためのモノね」
「ええ、大丈夫ですよ、私も、リタも」
(編集中)
「あらあら写真なんて……こんなおばさん撮っても面白くないわよ?」
(編集中)
「おっと、変なところ見られちゃったわね、撮るのは良いけどイワンには黙っててね♪」
(編集中)
「はいはい写真ね、マネージャーが戻ってくる前とっとと撮っちゃって♪」
(編集中)